出会い系のシングルマザー

<27冊目>
出会い系のシングルマザーたち―欲望と貧困のはざまで

好きなテーマだけど、嫌いな書き方。
筆者の目線なんてルポにいらないし。
知りたいのは、あんたの心情じゃないって思う。

幸せになることだって、それを保つことだって簡単なことじゃない。他人によって与えられる幸せなんて結局それまで。

求めない。焦らない。時期を待つ。何事も。

悪魔が殺せとささやいた

<26冊目>
悪魔が殺せとささやいた―渦巻く憎悪、非業の14事件 (新潮文庫)

怖い怖い怖い。
昔大好きなシリーズだったんだけどね。

女ってか、嫁が犯す殺人が多いような気がする、今回は。

前に飲んだ男の子が言ってたんだ。
「嫁が『カオリン事件』がめっちゃ好きで、ネットでめっちゃ情報集めてるねん。」

そら、怖いわなあ。

私は正しく生きていきたい。だから本当誰もかれも邪魔しないで。(他力本願)

でっちあげ

<25冊目>
でっちあげ (新潮文庫)

なんというモンペ。
被害者とされた男の子の将来が心配。

報道する側もそれらを受ける側も、ヒステリックになりすぎるひとが増えたような気がする。

あくまで一つの見解ってこと、どうしてわからないんだろう。
校長になったかつての恩師がどうかどうかこんなわけの分からん事件に巻き込まれませんように。

ポロメリア

<24冊目>
ポロメリア

私にはとりあえず「エネルギー」はなかったんだと思った。
出口を求めなければ自分を保てないようなそんなエネルギーはなかった。


わかったことで私はたいそう自由になった。


だからなんなんだ。ってことなんだけど。


故郷って大事だ。ああああ帰りたい。そんでも故郷ですらないんだけどね。

告白

<23冊目>
告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1)

本屋大賞を受賞した時に、会社の男の子がさくさくお祝いのお花を手配していたのを思い出す。私はその男の子のことがとても好きで、ああ頑張ってるなって思ったのだけど。

後半になるにつれ面倒くさくなった。
なんていうか、あそびがないなーって思った.こっちの想像力がうごくすきまみたいな。

「救いがない」って言わはる人がいるけど、救われたいそんな状況にあんたはいてはるの?って言いたい。何を持って救い言うの?なあなあなあ。

まあどうでもいいんですけど。

映画の方が面白かった。クラスメイト役のショートカットの女の子が好き。

薔薇の木 枇杷の木 檸檬の木

<21冊目>
とりあえず、記録とか、覚え書きがたいそう苦手なのだということがわかった。いや、自分の話。
でもちゃんとやるよー。上半期終了しております。こんなんで間に合うのか?目標達成できるのか?


薔薇の木 枇杷の木 檸檬の木

既婚者の恋。故意?
実に女臭く途中で辟易した。
装丁は好き。

一番嫌いなのは桜子。女を武器にすることを嫌うくせに、あっさりやってのける。「気付かなかった。」とかいって。本当嫌な女。自分だけはきれいな世界にいると思っているのな。ああいやだいやだ。

この中で一番共感するのは陶子。流れされてるくせに流されてないとか思ってる、アホでお気楽で、土台がなければ何にも出来ない子。

でもね、
枇杷はなかなか実を付けないんだよ。だから「枇杷がなるとその家の誰かが死ぬ」って言われるんだって。