2010-04-16 N.P 11〜20 <15冊目> とても大切な小説。 いつ読んでも泣きたくなるし、新しい発見がある。この世界は私の理想。私は萃みたいに生きたいけど、風美の立位置なんだと思う。ずっと。「ありんこの観察みたいに、私たちのこと、夏休みの宿題みたいに、見物してるでしょう。」萃のセリフはいつでも胸の深い所でしんと光る。「物語じゃない人生なんて。」「そういう解けない自己暗示を、人は呪いと言うのよ。きっと。」